留学生の就職状況2009
Posted on 2月 27th, 2009 in 1.JOB/就活情報
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留学生の就職状況2009 |
| 世界的な景気悪化に伴い雇用情勢は悪化の一途を辿り、留学生の就職活動は日本、アメリカ双方で厳しくなりつつある。
「採用に関しては、たぶんこの1-4月ぐらいまではあまり活発な動きというのは期待できないと思います。」と言うのはアメリカの日系企業の採用状況に詳しい人材派遣会社パソナの佐藤ジェームスさん。企業側としては、夏までにオバマ政権の政策が実を結び、景気が底を打った段階で採用活動を再開しようとする動きがある、と佐藤さんは言う。 日本では厚生労働省と文部科学省の共同の統計によると、平成20年度大学卒業者の就職内定率は80.5%と前年同期を1.1ポイント下回った。また厚労省の統計では12月の有効求人倍率は0.72倍となり前月を0.04ポイント下回った。 アメリカでは、労働省の発表によると一月だけで約60万人が職を失い、失業率も7.6%と12月よりも0.4ポイント上昇した。 そんな中で就職活動をする留学生は状況の厳しさに悲鳴を上げている。昨年の12月にジョージア州のケネソー州立大学を卒業した末本梨恵さんもその一人である。大学で専攻していたマーケティング関係の職種を中心に就職活動をする末本さんは、求人関連のウェブサイトの確認をしたり、大学のキャリアセンターに通う日が続いている。 だが、今のところ状況は思わしくない。末本さんが最も入りたかった会社に応募した際は、「10人以上にレジュメを見てもらって、カバーレターもバッチリだったんですけど、一週間ぐらいしても連絡はありません。」 景気の悪化に加え、アメリカで職を探す留学生にとって障害となるのがビザの問題である。留学生は一般的に専門職を対象にしたH1-Bと呼ばれるビザを申請する。このビザを取得するためにはスポンサーとなる企業を見つけ、アメリカ政府の審査を通らなければならない。 「特に新規でH1-Bをスポンサーしますっていう会社が本当に少なくなってきているんです。」とパソナの井下田香織さんは言う。ビザ申請者の増加により申請が受理されるかどうか自体が抽選となりつつある現状では、スポンサーになるコストと運に作用されるリスクに尻込みする企業が少なくない、と井下田さんは話す。 アメリカ移民局の発表によると2009年度のH1-Bビザの割当て6万5千枠に対して4月1日から7日の応募期間の間に16万3千件の申請があった。 厳しい雇用情勢の中、カリフォルニア州のペパーダイン大学を2008年の春に卒業した濱田光貴さんは希望していた日系ウェブマーケティングの会社に就職することができた。 濱田さんが就職活動を始めた頃から既に雇用の状況は悪化しており、アメリカ人の友人ですら就職活動には苦労していた、と濱田さんは当時を振り返る。しかし、外国人ゆえのハンディキャップは、自分の将来性やインターン経験を面接で強調することで克服することができたと濱田さん言う。 パソナの佐藤さんも、アメリカの企業に限らず日系企業もインターンを含む業務経験者にはより興味を示す傾向がある、と指摘する。 企業の人事担当者は何百枚もレジュメを見ているため、できるだけ簡潔にわかりやすくインターン経験などの自分の魅力をアピールすることが大事だ、と佐藤さんは留学生へのアドバイスを送る。 厚生労働省:平成20年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査 |
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